人は日々、正しい事と正しくない事を、
同時に行いながらしか前に進めないように思えた。
切られて家をなくした派遣の人たちに、与えられた仮の住まいがあった。
しかし、そこで温かく年を越せるのは、全員ではなかった。
それに選ばれるのは、くじ引きで当たったひとだけである。
残りのひとは、なおもホームレスのままなのだ。
そんな彼らと野良猫たちと、いったい何がちがうのだろう。
温かく寝たいというごく当たり前の欲求がある。
なのに、それを満たすための仕事さえ手に入らないという。
人間らしい生活がしたい。
働きたい。
職業相談所でそう切望する人たちをテレビでみながら、
ただ感じた想いだけをつづる俺は
不完全な事しかできてないんだ。
同時に行いながらしか前に進めないように思えた。
切られて家をなくした派遣の人たちに、与えられた仮の住まいがあった。
しかし、そこで温かく年を越せるのは、全員ではなかった。
それに選ばれるのは、くじ引きで当たったひとだけである。
残りのひとは、なおもホームレスのままなのだ。
そんな彼らと野良猫たちと、いったい何がちがうのだろう。
温かく寝たいというごく当たり前の欲求がある。
なのに、それを満たすための仕事さえ手に入らないという。
人間らしい生活がしたい。
働きたい。
職業相談所でそう切望する人たちをテレビでみながら、
ただ感じた想いだけをつづる俺は
不完全な事しかできてないんだ。